中古車の裏技

ボディ

ボディのチェック

中古車のボディーは、ほぼ間違いなく、小さな傷の1つや2つはあります。
新車ではないし、なにより高速道路では100km/h以上のスピードで走行できる、鉄の塊なんですから。

小さな傷は、あって当たり前と思っておきましょう。

中古車において、小さな傷は仕方ありません。
でも、ボディーのゆがみや目立つ補修跡などは、気になりますね。
特にボディーのゆがみです。
中古車屋さんが言う、事故暦有りというのは、その車のフレームまで補修されている車のことなんです。
事故を起こして補修されている車でも、フレームまで補修されていなければ事故車扱いではないんですね。

つまり、そうとうな事故を起こしていなければ、事故車扱いにはならないことがあるんです。
それって、どこを見ればわかるのでしょう。

新車時の車のボディーは、機械作業により作られています。
言い方をかえれば、寸分たがわず、同じ寸法の、同じものを作っているんです。
だから、ボディーのパーツとパーツの間の溝は、きれいに一定の幅をしています。
そこに、ボディーパーツの交換暦があったりすると、その溝が、不自然に閉じてたり開いていたり、段差になっていたりするんですね。

ボンネットとフェンダーの隙間、バンパーとフェンダー、グリルの隙間、トランクとリアバンパー…。
などなど、パーツとパーツの継ぎ目のところを見てみましょう。
ボディーパーツに補修があれば、必ず色を同じするために、塗装されています。
この塗装、本当に同じ色を出してくれる業者さんっていないんです。
というか、まったく同じ色っていうのは出ません。
なので、ボディーでおかしなところを見つけたら、そのおかしな箇所と、その隣のボディーパーツの色を見比べてみてください。
多少でも色が違うかもしれません。
遠目から見るのがポイントです。

気にならない程度であれば、問題ありませんね。


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